建物には耐震基準が定められていますが、この基準は過去に変更されていることをご存じでしたか。
中古マンションは物件によって新耐震基準・旧耐震基準どちらの基準で建てられているか異なるため、耐震性が気になる方は事前に確認が必要です。
今回この記事では、中古マンションの購入を検討している方に向けて、耐震基準とはなにかや、購入前の確認方法をご紹介します。
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中古マンションの耐震基準とはなにか
耐震基準とは、建物が最低限満たしていなければならない耐震性能の基準のことです。
1924年に決められてから、何度か基準が見直されました。
旧耐震基準は1971年にできた基準で、さらに見直しが入った1981年以降の基準を新耐震基準と呼んでいます。
しかし新耐震基準もその後見直されており、2024年時点では2000年に見直された内容が最新の耐震基準です。
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中古マンション購入前の耐震基準確認方法
中古マンションが旧耐震基準で建てられているか新耐震基準で建てられているかは、購入前に確認可能です。
建築確認証や検査済証を見ると建築日が記載されており、その日付が1981年6月1日以降であれば新耐震基準のマンションであるとわかります。
ただし、見分けるポイントの日付は竣工日ではなく建築確認日です。
1982年に竣工した建物であっても、工期の遅れなどにより建築確認日が旧耐震基準のもとでなされていることが考えられます。
建物登記簿謄本の新築年月日も、建築確認日を正確に知る材料になりません。
購入前に耐震基準を知りたい場合、建築確認証か検査済証を見てください。
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中古マンションを購入後に耐震補強できるか
旧耐震基準の古いマンションでも、ケースによっては耐震補強で耐震性を上げることができます。
ただし、所有者の総会での合意や承認が必要です。
またマンションの住民全員が工事期間家を留守にするのは、現実的ではありません。
できる耐震補強工事は建物内部に影響がない工事に限られ、窓に関する工事も困難です。
もちろん、購入前に補強がある程度なされていることも考えられます。
修繕履歴を見れば、過去にどのような補強がなされているか確認可能です。
ただし、耐震補強をしていても新耐震基準を満たしていない場合があるのでご注意ください。
新耐震基準を満たしていないと、住宅ローンを組むのに支障が出ることもあります。
修繕がなされているどうかだけでなく内容まで調べ、新耐震基準に適合しているかチェックするようにしましょう。
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まとめ
耐震基準は何度か見直されており、1981年以降の基準が新耐震基準と呼ばれています。
中古マンションが新耐震基準で建てられているかどうかの確認方法は、建築確認証や検査済証を見ることです。
過去に修繕がなされている場合でも、新耐震基準に適合しているかどうかをチェックしましょう。
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